教職員人権・同和教育研修会
2021年6月29日 14時39分本日(29日)、教職員人権・同和教育研修会が実施されました。
新 居浜西高校佐伯康英先生ご助言のもと、川之江高校から大西由高先生・松田彩先生のお二人が講師として来校され、人権・同和教育ホームルームにおける実践を報告してくださいました。
大西先生は、「土居隣保館での聞き取りをしていく中で、『人のため』ではなく『自分のために』勉強するという意識が大切であると、私も生徒たちも学びました。フィールドワークを大切にした生徒主体の授業づくりを意識していきたいです。」と、現地で活動されている方々との交流を通して学びを深めていく大切さを話されました。
松田先生は、「正しい知識を丁寧に学ぶこと、また、歴史に学ぶことの大切さを生徒に説き、現在のコロナ禍において発生した差別事象について自分たちはどう行動すべきかを生徒に考えてもらいました。」と、歴史教育の学びを生かして、人権問題を「自分ごと」として捉えられる生徒の育成について話されました。
今回の研修会で、改めて「人権」について深く考えさせられました。そして、様々な人権問題に立ち向かい、なくしていこうとする生徒を育成するために、まず教職員自身が一人の人間として「差別を許さない」という姿勢を示し、生徒と接していきます。
本日は佐伯先生、大西先生、松田先生、どうもありがとうございました!
【写真:土居先生 文:池田先生】