校長挨拶

 本校は、大正12(1923)年に愛媛県立三島中学校として開校し、一昨年度、創立百周年を迎えました。その間、地域の方々の温かい御支援、同窓生の皆様の強い母校愛に支えていただきながら、恵まれた教育環境の中で歴史を刻み、宇摩地域の教学の中心として、各界に幾多の有為な人材を送り続きてきました。現在も、各学年普通科6クラス商業科1クラス、募集定員280名という東予地区で最大規模を誇る高等学校の一つとして、開学以来の伝統を脈々と受け継ぐとともに、仲間と学び合い、鍛え合う教育活動を通して、社会や地域の未来を力強く創造する力と、未来を逞しく生きる力の育成を目指しています。
 また、「学び 鍛えよ 歴史を刻んだ くすの木とともに」という校訓のもと、生徒自身が、授業、学校行事、部活動、生徒会・委員会活動など学校生活全般を通して、新たな知や価値を創造する上で土台となる確かな学力と教養を身に付け、様々な取組に対しチームで協働作業を行う中で人間性を育み、卒業後も将来にわたり飛躍を求めて学び続け、世界平和や地域社会の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。
 これからも信頼される学校づくりを目指して、教職員が一丸となって努めてまいります。保護者の皆様や同窓会関係各位、さらに、地域の方々のこれまでの御支援・御協力に感謝申し上げますとともに、今後も温かい御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和7年4月
愛媛県立三島高等学校長 宮内 俊洋