防災避難訓練
2021年7月5日 16時07分
本日(5日)、防災避難訓練が行われました。
全校生徒は、地震発生の放送後に頭部保護姿勢を取った後、グラウンドに集合しました。
〈講評〉
村上教頭先生は、「みなさん真剣に取り組むことが出来ましたか。ここで、記憶についてお話します。記憶には、意味記憶とエピソード記憶があります。意味記憶とは、学習によって得られる記憶のことです。
それに対して、エピソード記憶は、経験の記憶ともいわれます。この記憶は、覚えようと意識しなくても自然と覚えているものであり、意味記憶に比べ忘れにくいという特徴があります。
これら二つは、全く別の記憶方法ですが、体験したときの映像や感情が脳に深く刻まれ、知識と経験が重なったとき、より強い記憶になるといわれています。災害に対する準備というものは、南海トラフ大地震とはどのようなものか、どのような被害が想定されるのかという知識の部分と、実際に災害を想定し今日のような避難を体験することが大切になってくるのです。もしものときのために、しっかりと準備しておきましょう。」と、知識と体験が合わさることの重要性を話されました。
一日の大半を学校で過ごすということは、学校に居る時に被災する可能性が高いということです。有事の際に迅速に避難できるよう、平常時の訓練を真剣に行いましょう。
【写真:内海先生 文:池田先生】