表彰伝達・終業式 その2

2021年12月20日 12時10分

 

 続いて、終業式が行われました。

 

〈校長式辞〉

 校長先生は、「先日、ラグビーの花園予選が行われ、本校ラグビー部も出場しました。この戦いについて、本校ラグビー部顧問の野本先生が、『点差が開いた後も生徒たちは決して逃げず、最後まで諦めずにプレーしたことをすばらしいと思う。』と仰っていました。また、ラグビー部主将篠永奏汰君も『最後まで戦い抜けた』という言葉で締めくくっています。大差をつけられ、残り時間も少なくなり、敗戦が決定的になった局面で、精一杯戦えたのはなぜでしょうか。理由の一つに、『目標と目的の違い』があると思います。ラグビー部指導者としての野本先生やラグビー部員たちの目標は、県大会優勝、花園出場だったと思います。一方でまた、両者の目的は、勝ち負けという結果に左右されることのない別のところにあったのだと思います。だからこそ、大敗が避けられない状況においても、最後まで諦めることなく部員はプレーし、そしてそのような部員を野本先生は誇りに思えたのだと思います。

 最後に坂村真民先生の『鈍刀を磨く』という言葉を伝えます。『鈍刀をいくら磨いても無駄だといわれるが、そんな言葉に耳を貸す必要は無い。せっせと磨くのだ。刀は変わらないかもしれないが、磨く本人が変わるのだ。』全校生徒のみなさんがそれぞれの目標に向け、目的を見失うことなく歩みを進めてくれることを期待しています。」と、ひたむきに努力することを讃えました。 

 

〈各課連絡〉

 教務課長香川先生から、2学期の成績と出欠状況についてお話がありました。その中で自分を大切にし、自分の好きなことにしっかりと取り組み、周囲の人に対して優しい気持ちを持ちましょう。そして、他人と自分を比較しないこと。幸せは人それぞれです。行動は繰り返すことで習慣となりますと話されました。

 

 生徒課長児玉先生から、①基本的生活習慣を乱さない(身だしなみに気をつける。家族との時間を大切にする。)②交通安全に気をつける(ヘルメットをきちんと着用すること。友人や先輩等の運転する車に同乗しない。)③健全な交友関係に努める(SNSの利用に注意する。不用意な書き込みをしない。)とお話がありました。

 

 2学期は本当にお疲れ様でした。冬休みは、新年度に向けて備えてくださいね。1月11日(火)の始業式で、皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。