2学期が始まりました
2021年8月26日 12時58分本日(26日)、第2学期始業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策として、放送で実施しました。
〈始業式〉
(校長式辞)
校長先生は、「夏休みの間、本校のシンボルともいえるくすの木から、大量の落ち葉が前庭に舞い落ちました。野球部や柔道部のみなさんを始め、様々な人が猛暑の中、汗を流しながらその落ち葉を拾いました。私はその姿を見て、母校宇和島東高校をノーシードから甲子園に導いた長滝剛監督のある言葉を思い出しました。それは、『落ちているゴミを拾ったり、落ち込んでいる仲間に声をかけたりするといった、当たり前のこともできない選手が甲子園に行けるわけがない』という言葉です。本当に一生懸命な時、人は『自分がたくさんの人に支えられて生きている』ことに気づけます。監督は、部員たちがもし本気で甲子園を目指しているならば、自分がたくさんの人に支えられていることに気づき、当たり前のことができるようになるはずだ、と言いたかったのだと私は思います。何かに一生懸命取り組んだ人は、口を揃えて皆『その何かに育ててもらった』と言います。みなさん一人ひとりが、それぞれの『何か』に育てられ、これからの人生を生きていく上で大切なものを手に入れることを期待しています」と、物事に一生懸命取り組むことや、それを支えてくれる人に対して感謝の気持ちを持つことの大切さを話されました。
(諸連絡)
養護教諭の志田先生は、「愛媛県は8月20日~9月12日まで、まん延防止等重点措置が適用されました。県内でも若い世代への感染が拡大するなど、これまでとは違う様相を呈しています。みなさん一人ひとりが感染症対策をしていると思いますが、この現状を受け止めた上で、自分の判断や行動に責任を持てる生活を送ってほしいと思います。
2学期は体育祭があります。熱中症の心配もあり、活動時にマスクを外す機会が増えます。マスクをつけるタイミング、外すタイミング、体調不良を少しでも感じたら登校を見直すなど、基本的なことを徹底してください。また、新型コロナウイルス以外の細菌やウイルスとも私たちは共存しています。そのような中で、感染症対策において最も大切なことは、自分自身の免疫力を高めることです。栄養ある食事をとる、疲れや寝不足の時は早めに休むなど、自分自身の健康状態に今まで以上に関心を持ちましょう。皆さん一人ひとりの力を信じています。」と、感染症予防について呼びかけました。
いよいよ2学期が始まりました。猛暑でぐったりしてしまいますが、この暑さも終業式を迎える頃には凍えるような寒さになっています。とても長い2学期ですが、充実した日々を過ごし、実り多い2学期にしてください。
【写真:内海先生・土居先生 文:池田先生】