全校朝礼(人権委員発表)

2021年11月5日 15時48分

 本日(5日)、全校朝礼を行いました。新型コロナウイルス感染症予防のため、放送による実施です。

 人権・同和教育について、本校2年生の宮﨑七魅さんが人権委員の活動を通して感じたことを話しました。

 

 宮﨑さんは、「昨年、市内三高校の人権委員の現地交流会に参加し、『シトラスリボンプロジェクト』の活動を知りました。この活動は、愛媛県の有志の方によって始められ、『コロナの影響により暮らしづらくなった社会を改善し、差別で苦しむ人のいない、全ての人にとって優しく暮らしやすい世の中を作ろう』という目的のもと立ち上げられたものです。

 現地交流会では、そのプロジェクトを立ち上げた方のお話を聞いたり、実際にシトラスリボンを作ったりしました。そうして、このリボンに込められた多くの思いを感じました。

 人権委員として活動するうちに、私たちが知らない、気付かない差別に出会ったとしても、正しい知識があれば不当な差別にひるむことなく立ち向かえるのだと私は学びました。ささいなことからでも、私たちにできることを一人ひとりが考え、実行していきましょう」と呼びかけました。

 

 人権委員として精力的に活動する宮﨑さんの言葉はとても説得力があり、そして熱意にあふれていました。11月は「差別を無くする強調月間」です。みなさんも人権について考えてみましょう。