令和3年度 卒業証書授与式 その3
2022年3月1日 15時32分
(来賓祝辞)
<篠原晃PTA会長>
篠原PTA会長はお祝いの言葉をおっしゃった後、これからの生活において、物事を行う際の行動の流れについてお話くださいました。
「それは『選択・覚悟・決断・責任』という流れです。『大人になる』ということは、自分自身に責任が取れる人になる事だと思います。これからの社会の中で生きていく上で、様々な困難や悩みにぶつかる時がくると思いますが、どんな困難に対しても、真剣に考え、知恵を絞って乗り越えていただきたいです。」と、社会で生きていくにあたって大切なことを教えてくださいました。
(祝電・祝詞披露)
祝電・祝詞は体育館東側に掲示して御披露させていただきました。
(在校生代表送辞)
在校生を代表して、生徒会長大西歩美さんが卒業生に向けてお別れの言葉(送辞)を読みました。
大西生徒会長は、先輩方との思い出を語った後、特に心に残った体育祭について、「本番が信じられないような大雨でしたが、雨をものともしない、気迫あふれる演技は圧巻でした。雨音に響き渡る太鼓の音や大歓声が今も耳に焼き付いています。何もかもずぶ濡れなのに、なんだか楽しくて清々しい気持ちがしたのは、先輩たちが全力で取り組み、輝いている姿が印象的だったからです。先輩方とのお別れはとても寂しいですが、在校生一同、力を合わせて三島高校の次なる1ページを作っていきます。」と卒業生との別れを惜しみ、また、後輩としての決意を語りました。
(卒業生代表答辞)
大西生徒会長の送辞を受け、卒業生を代表して、宮﨑華さんが答辞を読みました。宮﨑さんは、「思い出あふれる高校生活のなかで一番の思い出は、毎日励んだ吹奏楽部での活動です。自分と向き合い、一つひとつ丁寧に繰り返し、時に『苦しい』と感じた練習、大会で良い成績を残せるのかというプレッシャー、また、みんなと衝突し、泣いたこともありました。
しかし、みんなの『良い音楽を作りたい』という強い思いや、互いに尊敬し合える仲間たちによって、私たちは困難な状況下でも努力し続けられたのだと思います。
私たちの高校生活は確かに不自由であったかもしれません。しかし、私たちは自分でどうすることもできない大きな変化を受け止め、自分にできることを考えて進んできました。この三島高校で培った、前向きに頑張る姿勢と強い意志、柔軟な心を持った私たちは何だってできると信じています。」と、今後の決意を力強く語りました。
(唱歌・校歌斉唱) 声を出さずに心の中で唱歌しました。
ご卒業おめでとうございます。本当にすばらしい卒業式でした。コロナ禍の中、様々な場面で在校生を引っ張る卒業生の姿に、幾度となく力強さや優しさを感じてきました。そんな皆さんがこれから歩む道に、大きな幸せや喜びが満ちていますよう、教職員・在校生一同心より願っております。