ラグビー部雑誌で紹介

 「愛媛のスポーツマガジン E’dge(エッジ)」9、10月号の86~88ページに本校ラグビー部が紹介されています。御覧ください。

記事を紹介します。

 「今年のチームの現状は県内で3番手だと思いますよ。やはり私立の2校(新田、松山聖陵)は強いなって思います」

 三島ラグビー部を率いる野本聡監督は率直にこう語る。

 花園出場を懸けた昨年の県予選で、三島は準決勝で松山聖陵を26-14で撃破し、新田との決勝に臨んだ。前評判では新田優位と見られてたが、三島は執拗なまでにモールを多用し、じりじりと相手を追い詰める。結果、敗れはしたものの、19-14の1トライ差にまで新田を追い詰めた。

 しかし、新チームとなった今年2月の新人戦では準決勝でで7-40と松山聖陵に大敗。3位決定戦でも松山工業に敗れ、ラグビー関係者からは「今年は新田と松山聖陵の一騎打ちか」と囁く声も聞かれてきた。

 しかし三島は私立の2校と比べると、今年のFWは小さい。勝つためにはフィジカルを強くするしかない」(野本監督)とウエイトトレーニングを教化。ディフェンシブなラグビーでロースコアーに持ち込み、勝機を伺う戦法を徹底した。

 成果は4月の四国高校選手権県予選で早くも現れた。準決勝で強力FWを擁する松山聖陵に19-17で競り勝つと、決勝では走力の高い選手をそろえる新田を19-14と振り切り、”2強”を撃破。4年ぶりに春の栄冠を勝ち取った。7人制で行われた6月の高校総体でも、決勝で新田相手に21-21の同点。ゲーム内容も両校とも3トライ3ゴールの全くの互角で、両校優勝という結果を残した。

 直実に私立2校との差を詰めている三島。しかし、本番の花園県予選に向けて不安材料がないわけではない。

 新田と松山聖陵には今年度それぞれ10人を超える経験者が入部。中には全国大会で活躍した逸材も含まれている。さらに高校から始める部員も含めると、両校には20人前後の新戦力が加わったことになる。

 これに対して三島の新入部員は7人。四国中央市三島地区には幼稚園児・小学生の頃から地域ぐるみで選手を育成する環境があるものの、松山と比べると若い世代の絶対数が少ない。高校から競技を始める選手も近年は減り続けており、加えて数年前には石見智翠館(島根)や尾道(広島)といった他県の強豪に経験者が進学する事例もあった。今年の三島も部員は例年よりも少ない22人にとどまっている。

 野本監督も「いつもはできていた紅白戦も満足にできない状況になっている。試合ではFWの弱いところが狙われるので、そこをどう穴埋めするかが課題ですね」と頭を悩ませている。

 今年は日本でワールドカップが開催され、ラグビーへの注目度は高まっている。しかし、男子の競技人口は減少の一途をたどり、特に地方の高校にとって部員不足は切実な問題となっている。

 ただ、野本監督は決して悲観はしていない。

 「冷静に見ると3番手の高校なんですけど、去年と比べると新田や松山聖陵との差は小さくなっているという手応えはあります。去年の花園予選決勝もそうですけど、相手の強みと弱みを見極めて、そこに焦点を当てる展開をしていけば勝機は見いだせると思っています」

 毎年のように花園への出場校が入れ替わる愛媛の高校ラグビー。今年は、新田の連覇か、松山聖陵の2年ぶり王座奪還か、それとも成長著しい三島の6年ぶりの返り咲きかー。1枚の花園切符を巡る有力校の争いは激しさを増している。

 

 ラグビー部の皆さん、花園出場へ向けて県大会、優勝目指してがんばってください!